第1夜 ヴィジュアル系とは
初代ヴィジュアル系と言えば
”X-JAPAN”
このバンドが与えた影響は大きく、ギターのHIDEが元祖ヴィジュアル系なんて言われていたりもします。
見た目(ヴィジュアル)と攻撃的な音楽性の中にある美しさ。
今までのバンドとは一線を画す存在であり、大きな衝撃を与えたのでした。
皆が今持っているヴィジュアル系のイメージってどういったものでしょうか?
実は人によってさまざまなイメージを持たれるのもこのヴィジュアル系の特徴です。
そう、ヴィジュアル系は音楽のジャンルというよりも「カルチャー」なのです。
そのカルチャーの中にいろいろな音楽性が集まって独自の日本音楽として進化したのが「ヴィジュアル系」というわけです。
このブログでは、少々知識や感性が偏りがあるとは思いますが、そんなヴィジュアル系を少しでも好きになってもらえるようご紹介をしていきたいと思います。
第1夜は口で言ってもなかなか伝わらないこのヴィジュアル系の入門編として、2つのレコード会社をご紹介します。
「東のエクスタシー」 「西のフリーウィル」
聞いたことありますか?
ヴィジュアル系を語るのであれば覚えておかなければいけない2つのレーベルです。
後に、いろいろと派生をしていく中で絶対に押さえなければいけない単語です。
エクスタシーレコード
このエクスタシーレコードを創設したのが、我らがカリスマYoshiki
X-JAPAN リーダーYoshikiが創設をしたレコード会社。
「X(JAPAN)」「GLAY」「LUNA SEA」といった世間にヴィジュアル系を知らしめた人気バンドが在籍していました。
ほかには、元ラルクのyukihiroが在籍した「ZI:KILL」や名盤”殺意”を世に送り出した「Gilles de Rais」なんかも在籍していました。
X JAPAN エックス・ジャパン - VANISHING LOVE PV
インディーズ時代の代表曲 これが東のXだ!
ZI:KILLではこれが一番好き。このときからyukihiroのドラミングは健在!
Gilles de Rais - 殺意 [EXTASY SUMMIT '92]
アルバムのコーラスに何気にハイドがいたりします。名盤「殺意」
フリーウィルレコード
東に「X」があれば、西には「COLOR」ダイナマイト・トミーが立ち上げたフリーウィル。このフリーウィルは派生が多く全盛期には数多くの人気バンドを輩出していきます。初期は「COLOR」「かまいたち」「BY-SEXUAL」といった個性派達が、
中期~後期は書ききれないぐらい位のバンドが出てきますが、「DIR EN GRAY」「蜉蝣」「kannivalism」等々シーンに影響力が強いバンドがガンガン出てきます。
Color - Left Wing (Live) (1988)
初期衝動という言葉がしっくりくる!西のCOLOR
かまいたちの代表曲。アニメの主題歌だったらしいです。
インディーズのシングル。ジャパニーズパンク全開!
ヴィジュアル系の基礎知識としては、まずはこの2レーベルを押さえておいて下さい。
そして、このムーブメントが今も続くヴィジュアル系といカルチャーが世間に発信されていくのです。
~第2夜~ に続く