ヴィジュアル系を語る!

おじさんが語るV系の歴史やおすすめ!

第2夜 メジャーシーンでの快進撃Vol,1

Xの登場以降、シーンでヴィジュアル系を確固たる存在にし、時代を象徴するバンド達が快進撃を始めます。

 

特に後に大きな影響を与え、今でもフォロワーが多数いるこの4バンドをご紹介します。

 

~ご存知大定番~

GLAY

世にヴィジュアル系とは?というものを伝道した超売れっ子バンド。

今では愉快なおじさんのイメージのTERU₍vo₎

バンドのほとんどの曲を手掛けるTAKURO₍gt₎

一番ヴィジュアル系なHISASHI₍gt₎

寡黙なイケメン、笑顔が素敵なJIRO₍ba₎

の4名で構成されており、メジャー初期にはdrも在籍していたが、基本はこの4名で今も活動を続けている。

ビートパンクな初期から、POP路線が完成され「THEグレイ」という音楽を確立しヴィジュアル系にとどまらない多大な影響をシーンに残した。

 

《おすすめ曲》

 

Yes,Summerdays

私が初めてこのバンドを知った曲です。オープニングのギターソロで酔いしれてからサビまで行きつく流れが漏れなくかっこいい!何気に歌の入り方は「GLAY感」ってこれって言えます。何気にシングルですが、ベストに中々収録されなかったり日の目を見ていない曲ですが、バンドってかっこいいと思わせてくれる名曲です。


GLAY / Yes, Summerdays

・FAIRAY STORY

アルバム「BELOVED」の5曲目。正直同じく好き!って言う人に会ったことがないのですが、これぞヴィジュアル系という曲展開とサビからのイントロは本気でヴィジュアル系イントロベスト5に入ると思っています。

 

夏音

また夏の歌ですが、Yes~と違うのはミディアムバラードでしっとりとしたGLAYの完成形と個人的に評している1曲。いろいろな名曲があるGLAYの中で1番という人は少ないかもしれませんが、苦手な人は一人もいないのでは!?と思う位「GLAY感」が溢れています。


GLAY / 夏音

 

代表曲が多く、名曲が多い中であえて上記3曲をチョイスしました。

もちろん、有名所はどれも間違いはありません。しかし、入門編がいらない位世にあふれているGLAYだからこそ、私の好み全開でチョイスしました。是非ご視聴あれ!

 

 

LUNA SEA

一番「売れた」バンドはGLAYですが、一番ヴィジュアル系フォロワーを創ったのはこのLUNASEAではないでしょうか?

結成からメンバーチェンジが一度も無く、ソロでも全員実績があるスーパーカリスマバンドです。

伸びと癖があり、ネタにされがちですが歌唱力の高いRYUICHI₍vo₎

空間を創りだし、今までのリードギターの概念を変えたSUGIZO₍gt₎

サイドギターとは何ぞ?バンドの芯はサイドと教えてくれるINORAN₍gt₎

ベースは地味では無い!一番カッコいいパートと知らしめるJ₍ba₎

実はかっこいいんです!日本有数のスーパードラマー真矢₍dr₎

ヴィジュアル系=黒服を確立し、全員が作詞作曲をこなし、多岐にわたる音楽性。

ヴィジュアル系」としての理想が詰まったバンドです。

 

《おすすめ曲》

・ROSIRE

この曲を知らない人は多分ヴィジュアル系好きと言ってはいけない位でLUNASEAだけでなくヴィジュアル系の定番。突き刺すようなギターからRYUICHIのシャウト!サビの疾走感。揺れて揺れて心をもってかれてください。


Luna Sea -- Rosier

 

・Dejave

LUNASEAの大定番曲。エッジのきいたギターの刻みと美しいアルペジオ!LUNASEAサウンドとはこういうものと説明しなくても理解をしてもらえる名曲。激しい流れの中にどこか哀愁が漂いながら不思議な世界に引き込まれていく感覚。LUNASEAの世界観を堪能して下さい。


LUNA SEA「Dejavu」

 

・Slave

ファンの総称「Slave」を冠しているライブでの定番曲。イントロからLUNASEA節が全開。私は当初あまり聞かなかったのですが、不思議と長年聞く回数を増やせば増やすほどハマるスルメ曲。CD音源よりもライブで見たい聞きたい!


LUNA SEA SLAVE (中日字幕)

 

実は初めてヴィジュアル系にはまり、自身もベースを始めたきっかけはこのLUNASEAです。3曲選ぶのも正直つらいくらい全部好きです。LUNASEAは曲単位というよりアルバム単位で通して聴いていくほうが良さが分かるバンドとも思います。

定番「MOTHER」か初期衝動全開「IMAGE」のどちらかを聞くことをお勧めします。

 

まずは前半2バンドのご紹介です。

 

では、「後編へ続く。」