第8夜 ネオヴィジュアル系 前編
正直、ここら辺から私はあまり追いかけなくなってきているので、知識はそこそこですが、そんな私でもいわゆる「ネオヴィジュアル系」の代表となるバンドはご紹介できます。
そのくらい当時のシーンは再度メジャー音楽として再浮上してきた時期でした。
海外で火が付き、日本発信の音楽文化としての知名度が上がっていました。
メジャー所で、今回はこの世代を語る上での重要な5バンドをご紹介します。
前編はそんな中でも重要な2つのバンドを先にご紹介。
①ネオヴィジュアル系の象徴。次代のスーパースター!
ガゼット
初期は正直まんまDirという感想ですが、そんな中でもサビの展開やメロは独自の個性をしっかりともっており、ファンも多くネオヴィジュアル系を象徴するバンドになりました。
LUNASEAから脈々と受け継がれる意思。ヴィジュアル系は5ピースが定番だなと感じさせてくれる個々の個性もまたGOODです!
あえて紹介はカタカナ表記ですが、初期は「大日本異端芸者 ガゼット」からいつのころからか「the GazettE」となります。いわゆるネオで語られるならガゼットのほうがより分かりやすいのかな?と思いましたのでこちらでご紹介です。
個人的な分け方は初期から3rdALBUM「STACKED RUBBISH」がガゼット的な世界観が主軸となったいわゆるヴィジュアル系が強い時期。そこから現在がオルタナティブロックやメタル的なアプローチが強くなるニューガゼットといった感じです。
オススメ曲 「舌~zetsu~」「貴方ノ為ノ此ノ命。」「紅蓮」「SHIVER」
私はこの曲で知りました。良いいみで古臭さが滲みます。
嗚呼、ヴィジュアル系ってこういうのっていうお手本。
CMにもなりました定番。
ガゼット [the GazettE] ~ 紅蓮 「Guren. 」
アニメ主題歌で有名。今のガゼットの形はこの曲から。
the GazettE 『SHIVER』Music Video
②ネオヴィジュアル系のみならず、今メジャーなヴィジュアル系バンドに!
シド
今やヴィジュアル系と言えばこのバンドですね。ポップな曲から哀愁歌謡とありながらシドという形は初期から変わらず。本当に最初は喪服統一の時代もありましたが、、、
シドの世界感は実はヴィジュアル系好きが嫌いがちなPOPさが特徴です。なぜ彼らは受け入れられたのか?それは、曲が良いのももちろんですが、大きいのはヴォーカルマオの歌詞の世界です。マオ=女 といった説が出るほどの女性目線での歌詞。そして、女性目線では他の追随を許さない痒い所に手が届く感です。
ヴィジュアル系の歴史をたどっても女性目線の歌詞は山ほどありますが、彼の歌詞の世界程リアルかる病みすぎない在るなこれ!でも怖いみたいな(笑)
良くも悪くもヴィジュアル系過ぎないリアルな世界観。
名曲「嘘」はアニソンなイメージですが、‐テーブルの上の震えない知らせ‐とか、
オススメ曲 「妄想日記」「アリバイ」「嘘」「Sleep」
大定番!大勢のV系アーティスがカバーもしてます!
初期の名曲。女心はいつも切ない。
シドを一般に多く知らしめた名曲。アニソンの中でも名曲として語られます。
「念の為に抱きしめる」って凄く悲しいパワーワードだと思います。
と、ネオヴィジュアル系の定番2バンドをご紹介しました。
ちょっとメジャー所を紹介するのも難しいくらい定番が多いバンドたちです。
ここら辺を抑えればあまり誤解が無くバンドのい良さが伝わる曲をチョイスしましたので、ここからご興味があればアルバムから辿ってみるとより良さが分かると思います。