第3夜 メジャーシーンでの快進撃Vol,2
L'Arc~en~Ciel
正直書くか悩みましたが、ヴィジュアルシーンを語るにはラルクの存在は欠かせません。※ラルク=ヴィジュアル系×はググってみてください。
初期ラルクはつかみどころの無い半透明な世界観。実際にこの世界観を継承したバンドは数多く、LUNASEAとはまた違ったカテゴリーで確立していったバンドです。
時に激しく、優しく、音域が広く色気のある歌声のhyde₍Vo₎
タバコに髭とV系に似つかわしいスタイルを確立‼Ken₍gt₎
ラルクらしい曲とはこの個性的で動くベースがあるから!tetsuya₍ba₎
彼の加入から音楽性の幅が広がりました。コンポザーとしても活躍yukihiro₍dr₎
曲は時代時代で変化をしていき、初期はsakuraという別のドラマーが在籍していましたがその時代とyukihiro加入以降で音楽性に変化がもたらされ今のラルクを形容しています。個人的にはヴィジュアル系の醍醐味は1stアルバム「DUNE」で堪能してほしいと思います。
おすすめ曲
As if In A Dream
幻想的なイントロから流れるようなギターソロ。歌い上げる感情的なhydeの艶声。どこか深い森の中で迷いこんでしまい木漏れ日の中思い出に浸るような雰囲気。この情景を出させる構成イントロからラストまですべてが聞き所。
風の行方
自分がラルクで一番好きな曲です。艶のあるヴォーカルを最大限に生かすギターの挟み方がラルクとは!?を教えてくれます。ベタこそ正義!という自分の中では歌詞のストレートさがさらに気持ちを掻き立てます。「行かないで。そばにいてほしい」
L'Arc~en~Ciel - Kaze no Yukue (風の行方) -Live At 国立競技場-
Lise and Truth
シングルとしても有名ですが、初期のラルクの良いところをすべて詰め込んだ名曲です。嘘と真実。上記の通りベタですが、このベタをドラマチックにおいしく料理しています。PVが演奏シーンが無くそれはそれでいいのかと気が付いた曲です。
L'arc~en Ciel - lies and truth
ラルクは曲選びに難航しましたが、初期でヴィジュアル系とは?と考えたときに聞いてほしい曲をチョイスしました。メジャー所は極力出さなくても知ってるでしょ?
黒夢
名古屋系という言葉の開祖であり、少しグロテスクな表現を用い激しい表現の曲があったり、THEヴィジュアルな美しい曲。そしてポジパンのようなストレートな曲と多様な音楽性を見せていたバンドです。特にヴィジュアル系を語る上で初期黒夢の登場は外せず、今後のシーンを見るうえでこの存在は大きなものでした。
フォロワーが多いヴォーカルNo1カリスマ清春₍Vo₎
tetsuyaとはまた違った動きのフレーズと主張が強いベースライン人時₍ba₎
と初期から2名で活動しており、清春のヴィジュアルと存在にいい意味で地味な人時の絶妙なバランスで構成されている。初期のグロさや病的な世界観はTHEヴィジュアル系と呼べ、ラルクとは世界観は分かつもののまた違った世界観で後のシーンを大きく牽引することになる。後期はロックな面が強くなりながらもV系の矜持を忘れない清春の歌い上げっぷりは素晴らしい!
おすすめ曲
miss moonlight
聞いてください。これぞ!って思える楽曲です。世間一般のヴィジュアル系ってどんな音楽だろうと聴かれたら個人的にこんなのだよって出すことをお勧めする曲です。とにかくわかりやすい構成とV系好きが嫌いになれないベタベタさが良し!
親愛なるDEATHMASK
インディーズ期の名曲。これは歴史的な発明をした曲。のちのDirに代表される激しいヴィジュアル系の代名詞的な曲です。V系シャウトって発明だったんだなと思って聞くとより面白い。オープニングの感じから曲構成も当時としては無く衝撃的でした。グロい感じがかっこいいと世間の中二病たちが気が付いてしまった。。。
Like @ Angel
おそらく黒夢というとこの曲がもっとも連想されるのではないかとおもいます。イントロからの唸るベースリフ。清春節全開の歌詞。激しさの中にどこか悲しさを織り交ぜ葛藤のようなものが見え隠れする中二心に突き刺さる名曲です。
黒夢も結構曲が多様で選ぶのが難しかったですが、初期は必ず聞いてほしいと思います。今の黒夢もかっこいいですが意味が違う格好の良さが見れます!
~まとめ~
時代を創ったのはこの4バンドだと個人的には思っていますので、ご紹介させていただきました。3曲選ぶのがどのバンドも大変で、後の記事を考えてチョイスしてみました。メジャーだけど押さえてほしい曲、マイナーだけど聞いてみてほしい曲、まあほぼ趣味の問題ですが。。。
この4つの系譜をたどるとおのずと今のヴィジュアルシーンにつながっていく事ができると思います。次は絶頂を迎えるヴィジュアルシーンで四天王と呼ばれたバンドをご紹介していこうと思います。
では、また次の記事でお会いしましょう!