ヴィジュアル系を語る!

おじさんが語るV系の歴史やおすすめ!

第10夜 新世代 新しい幕開け

ヴィジュアル系の歴史シリーズ第10回とキリが良い最終回です。

本当はもっと色々とバンドもシーンの特色も細かく上げればきりがないのですが、大筋をなぞっていくことを主軸に記事を作成しました。

 

そして、最終夜の第10夜はネオヴィジュアル系から派生し「新世代」と呼ばれるバンドをずらっとご紹介します。

※現在のシーンでも新四天王なんても出てきていますので、そちらも併せてご紹介!

 

①新世代先鋒!魅惑のエアーバンド!

ゴールデンボンバー

バンドって演奏できなきゃダメって誰が決めたん?という根本をぶち壊したエアーバンド!今ではバラエティーでもお馴染みのバンドですが、今までは、演奏ができたけど、あえてコンセプトやステージングの一環で演奏していないバンドはありましたが、彼らは本当に演奏をしていません。レコーディングもプロが演奏。

そして、コメディー調が強い曲が多く、若干パクるという事を何の恥ずかしげもなくやってのけるその姿勢はかなりの衝撃です。

「女々しくて」がPV人気からネットで広がり、カラオケでは今や定番曲。

しかし、初期から今に至るまでのキリショーが作り出すゴールデンボンバーの世界感は唯一無二の世界。賛否はありましたが、ここまで受け入れられるともはやV系を代表する顔となってしまいますね。

 

オススメ曲 「女々しくて」「元カレ殺す」「✝ザ・V系っぽい曲✝」

 

定番すぎて今更。。。


女々しくて/ゴールデンボンバー PV

 

初期の名曲。私はこれでドはまりしました。


元カレ殺す。 ゴールデンボンバー

 

ちょっと、V系ってなによ?と問われればこの曲がすべて教えてくれます。


Golden Bomber「 ゴールデンボンバー」_『†ザ・V系っぽい曲†』Live 10.11.12

 

②エアーバンドと対極。技巧派のV系

新興宗教団体NoGoD

摩天楼オペラ

新世代をイメージすると、結構キラキラ系のバンドに目が行きがちですが、やはりXから流れる血脈はメタル!そして高キーのヴォーカル!ということで、私が個人的にピックしたのは、メジャーシーンでしっかりとメタルの血脈を守るこの2バンドです。

1曲ずつご紹介しますので、必聴です!

 

新興宗教楽団NoGod 「最高の世界」


NoGoD - Sikou No Sekaii

 

摩天楼オペラ 「EVE」


Matenrou Opera - EVE

 

この2バンドは名前₍NoGoDは今新興宗教楽団って付けてないですが、、、₎で結構色物に思われますが、確かな演奏力とVoの歌唱の高さ!きっとハマっていただける事と思います。両バンドとも初期から聞くことをお勧めします。

 

③純血。V系シーンに脈々と受け継がれる古き良きを継承し続けるバンド

MEJIBRAY

ちょっと、純血と言われて思い浮かんだのがこの2バンドです。キャリアも全く違うので一緒にするな!と言われそうですが、アングラなV系の匂いをそのまま残してくれている貴重な2バンドです。D は新世代と言ってはいけないキャリアですが、あえて今のシーンを考えるとご紹介漏れしたくないバンドです。

 

D 「闇の国のアリス」


D / 闇の国のアリス (Alice in Dark edge DVD)

 

MEJIBRAY「メサイア


MEJIBRAY - メサイア (MESSIAH ) [PV]

 

メサイアは教科書のようにV系のベタをふんだんに織り込んだ超名曲と思います。

進化の中にしっかりと血脈を受け継ぎ続ける。大事だと感じた1曲です。

 

④新世代ヴィジュアル系4天王!

「均整を乱す抗うは四拍子」というイベントが2015年くらいに開催され、その時の4バンドが新世代ヴィジュアル系四天王と言われておりましたのでご紹介します。

BugLug

vistlip

R指定

己龍

この4バンドです。いいバランスで構成されており、語る上でカルチャー感がでていてよい構成ですね。良い意味で現代っ子V系の「BugLug。」クオリティが高くサビのセンスが際立つ「vistlip」闇ではなく病みに定評がある「R指定」和風を突き詰めコンセプトが際立つ「己龍」と今のシーンの縮図を見れるバンドです。

 

BugLug。「ギロチン」


BugLug - ギロチン PV

 

vistlip「-OZONE-」


vistlip - -OZONE-

 

R指定 「サドマゾ」


R指定 「サドマゾ」 MV

 

己龍 「情ノ華」


己龍「情ノ華」MUSIC VIDEO

 

と、全10回に分けて私なりのヴィジュアル系の歴史というものを書きなぐってみました。もちろんこの間にたくさんのバンドや瞬間最大風速がすごいことになったバンドも多々おります。

 

まずは歴史の大きな流れを知り、興味をもっていただければここから深いV系の闇を散策していただければ幸いです。

 

次回からは、ランダムになりますが、お楽しみいただけるような記事を投稿できればと思います。

 

では、また次回!